診察の時、うまく喋れないあなたへ『仕組み作りと伝える努力』

メンタル セルフコントロール

 

 

 

 

 

 

 今回の記事は、主治医に自分の症状や状態を伝えられない、メンタルの病である当事者向けの記事にとなっています

この記事を読み終えたのち、毎週の診察が少しでも効率的にかつ適切な診察につながることを目的としています。

今回は前提として、自分で症状を伝える事とします。

 

 

 

  目次

  • 診察する際の問題点
  • その対処法
  • 五分間診察の賛否
  • 自身の状態を、セルフチェック
  • セルフチェックしたことを伝え、フィードバックをもらう
  • まとめる事がそもそものリハビリ
  • 最後に

  

 

  診察する際の問題点

 

自分では伝えたいことや、悩んでることがあるのだけれど、

いざ診察が近づくにつれ、何を話したらいいのか混乱してしまうことが、

あるかと思います。

 

御多分に漏れず自分にもありました。

 

 

診察券を受付に渡し、椅子に座るまでは覚えているのに、

 待ち時間を経て、主治医と顔合わす頃にはすっかり忘れてしまいます。

 

 

待ち時間に、他の患者の視線が気になり落ち着かなかったり、症状により頭が思うように

働かないなど、あげればキリがないほど原因が・・・、

 

 

 

その対処法

 

 

 

 

その対処法として、よく自分のツレも使っているのが、

症状を書いたメモに診察券を挟む仕掛けを作るのが

一般的かと思います。

 

 

このやり方ならば、必ずメモを手にする仕組みを作ることで、そのまま診察に持ち込み話せるというメリットがあります。

 

 

五分間診察の賛否

 

 

大切な情報は、しっかり主治医にアウトプットをしなければ、ただの悩みで終わってしましまいます。

 

メモの仕掛けを作り、主治医に状態を確実に伝えることが可能になった後、

伝え方にも工夫が必要です。

 

「疲れる」

などと伝えると、聞くのがうまいお医者様でも、

 

「どのような時間に?」

「何をしている時に?」

「いつ頃からですか?」

と、一つ一つやりとりが挟まり、その時点で大切な診療時間を消費してしまいます。

 

 『五分間診察』

なんて呼ばれてしまうような病院では尚更時間をかけるべきではありません。

 

一般的に、この五分間診察はよくないと言われていますが、

 

決まった時間で診察していただいているからこそ、診察までの待ち時間もなくなるので、

全てが一概に悪いとは言えないと思います。

 

 

もしこれが、一人当たりに10分・20分と診察にかかっているのならば、

その分待ち時間が長くなるか、

または誰かの診察が削られるかのどちらかであるし、

症状が辛い時、待ち時間が長いのは本当に酷な話だと思います。

 

 

この事から患者である私たちも、決められた時間で伝えるための準備をするべきであると考えます。

 

 

自分の状態をセルフチェック

 

 

 

 

必ず診察を受けるうえで、知っておかなければならないのが

自分の状態であり、自分の生活習慣です。

 

 

病院に行くのだから、辛い何かを抱えているのは誰が見てもわかります。

 

では、その辛さはどこから来ているのか?

ここを自分でセルフチェックする事で、お医者様にも上手く伝わるかと思います。

 

 

例えば

毎日毎日身体が重い、だるいなどを感じているのなら 

 

”””このだるさは運動不足から来てはいないか”””

”””しっかり朝に目覚めて、夜は眠れているか”””

”””ご飯の食べ過ぎで、血糖値が上昇してはいないか(もしくは食べ過ぎのせいではないかと疑問を抱く”””

 

 

などなど、自分の思い当たる事をメモでも頭の中でも思い返し整理します。

 

 

 

 

セルフチェックした内容を伝える

 

 

 

そのまま主治医にメモを渡してもいいかと思いますが、できれば内容をまとめて提出できれば、さらに診察時間の効率化につながります。

 

 

 例として上記の要素から仮にまとめるのであれば

 

 

「最近は体のダルさで悩んでいます。

自分なりに気になる点をあげると、いつもお昼ご飯を食べ過ぎてしまい強い眠気に襲われ、昼寝をしてしまい夜が上手く眠れません。」

「日中は運動のため散歩を30分していますが、そのほかは家で過ごしてしまいます。

何かいい対処法などはありますか?」

 

 

 

と具体的に伝えることで、主治医からのフィードバックをもらいやすくします。

 

 

私が文言は違えど、このような質問を実際にしたさい、

普段あまり喋らない主治医がいきいきと話していただけたのを覚えています。

 

 

「お昼寝は2時から4時の間まで」

「日中は歩くだけでなく、図書館などに行き活動する」

「夜は念のため、追加の眠剤を処方します」

「そもそも精神薬は食欲と睡魔はつきもので、食事は腹八分目でセーブしてください」

などなど、当たり前のことや専門的な事までしっかり指導していただきました。

 

 

まとめる事がそもそものリハビリ

 

 

 

 

「メモはまだしも、まとめる作業は大変だな」

 

 

と思う方も多いかと思います。

 

私も初め、そもそも思考がまとまっていなかったので、何を伝えれば良いかわかりませんでした。

 

だからこそ、診察時に伝える内容をまとめるという事が、認知機能障害に対し、リハビリとしても意味があったのだと今では思います。

 

 

今は携帯のメモアプリなどもあり、診察まちや電車の中などで簡潔にまとめるだけでも、

効率化に繋がるので、取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

まとめ

 

 

 

診察の際は、自分が伝えたい内容をメモに残し、

診察券などを挟む事で、必ず手に取るように仕組みを作りましょう。

五分間診察でも対応して頂けるように、自身でできる診察の効率化を計りましょう。

セルフチェックは具体的に・考えられる原因の仮説を立てる

フィードバックをもらい修正、セルフチェック自体がリハビリとなる

 

 

 

最後に

 

 

 

以上で記事を終わりにしたいと思いますが、

今回の診察の仕方は、お医者様だけを見るのではなく診察を受ける本人が主役、

その主役であるあなたが、どう動くかによって変わることもあると言うことを

頭の片隅に入れていただけたら幸いです。

中にはこちらがどんなに頑張っても、分かり合えない医師も現れるかもしれません。

そんな時は、迷わず主治医を変えたり、病院を変えることも選択の一つです。

 

その判断材料としても、今回お伝えした内容が、微力ながらも生かせるかと思いますので

実践していただけたらと思います。

 

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。

 

ではまた

 

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